しょうがに含まれる辛味成分ジンゲロンや香り成分ジンギロールが血行を良くして体を温め、ごぼう、人参、白菜に含まれるたっぷりの食物繊維が便秘を予防・改善し、ごまに含まれるカルシウムが骨や歯を丈夫にするといわれています。厚けずりとごまの風味が絶妙な、体が温まる一品です。
＜２人分＞
●厚けずり…１０ｇ
●水…500ｍｌ
●ごま油…小さじ１
●しょうが（細切り）…3ｇ
●ごぼう（皮をこそぎ細切り）…１/４本（５０ｇ）
●にんじん（皮をむき細切り）…１/５本（３０ｇ）
●白菜（長さを４等分にして細切り）…大１枚（１００ｇ）
＜Ａ＞
塩…小さじ１/２、しょうゆ…小さじ１、酒…大さじ１

●白すりごま…大さじ３
●小ねぎ（小口切り）…２〜３本

�@水５００ｍｌを沸かし、厚けずりからだしを取ります。厚けずりは取り出して細切りにします。
�A別の鍋にごま油を熱してしょうがを炒め、香りがたったら�@の厚けずりと、ごぼう、にんじん、白菜の軸の部分を炒め、しんなりしたら白菜の葉の部分を加えて炒めます。
�B�Aに�@のだしを加えて野菜が柔らかくなるまで煮て、＜Ａ＞で味を調え、白すりごまを加えて小ねぎを散らします。

◎ワンポイントアドバイス
厚けずりはだしを取るだけでなく、やわらかく煮て野菜と一緒にお召し上がりください。

このレシピは１ヶ月分のかんたん料理レシピフリーペーパー『ＱｕｉＣｏｏｋｉｎｇ』２０１０年１２月号静岡・中部版に掲載されています