地元 焼津の高校の家庭科部の方々に
「かつお節のとだし」について講話を行いました。
![]() | 焼津市内の高校に出張食育を行いました。 まずは、かつお節の製造工程について、DVDを鑑賞していただきました。 |
次に、かつお節の削り体験。 せっかくなので、削りたてのかつお節を使ってだし取りをしてもらおうと考え、1班10gを削ってもらいました。 かつお節は軽いので、思ったよりたくさんの量を削らなければいけません。 慣れない作業で大変そうでしたが、みなさん協力して10g以上削ってくれました。 | ![]() |
![]() | 左の写真に中央に置かれているのが、かつお節。色が違いますが、左が「荒節」、右が「枯節」です。色以外にも香りも打ちつけた時の音も違います。 それぞれの特徴や合う料理について説明しました。 次に、実際に飲み比べをしてもらいました。 だしの飲み比べでは、 1.かつお節のだし(荒節) 2.かつお節のだし(枯節) 3.昆布だし 4.空のカップに、2と3を混ぜたもの 5.だしの素 を飲み比べてもらいました。1と2で荒節と枯節の違いを、4番で、かつお節のだしと昆布のだしを混ぜて、うま味の相乗効果を体験してもらいました。 また、素材から取っただしの良さをお伝えしました。 |
班ごとに分れて、実際に「かつお節と昆布の一番だし」のだし取りに挑戦してもらいました。 やり方は簡単ですが、「昆布はもう出していいのかな?」と相談したり、役割分担をして協力しながら行ってくれました。 自分たちで取ったおだしは、「おいしい。」「いい香り~。」などの声をいただきました。 | ![]() |
今回は、家庭科室で行ったため、班ごと実際にだし取りをしてもらいました。
自分たちで、かつお節を削って、削ったかつお節でおだしを取る事は、現在では貴重な体験だと思います。
ぜひ、ご家庭でもおだしを取って、おいしいお料理をつくっていただければと思います。