『静岡県浜松市内の中学生にかつお節とだしの講習』
浜松市内の中学2年生12名が、総合学習の校外学習で、焼津の本社を訪ねてきてくれました。ビデオと、できたてのかつお節説明書を見ながら、かつお節の製造工程を学び、荒節と枯節の香りと味の違いや、だしの役割やおいしさを実際に味わってもらいました。
最後の削り体験では、自分たちで削った削り立てのかつお節のおいしさに感動していました。
![]() | だし当ては、ちょっと難しいな! どれがかつおだしかな? 4つ全部当たった生徒さんもいました。 |
![]() | かつお節を押しながら削るよ。 削り立てを食べてみて! 削り方の説明の後、みんなにも削ってもらいました。 |
感想文 中学生からお手紙をいただきました。ありがとうございました。
- かつおぶしについてのビデオを見たり、お話を聞いたり、いろんなダシの香りや色、味を感じたり、実際にかつおぶしをけずったりして、かつおぶしの事がよく分かりました。
家に帰ってから、父と母に、かつおぶしをけずった事があるか聞いてみたら、二人とも「ある」と言いました。昔はすごく身近にかつおぶしをけずっていたんだなと思いました。 - 私は今まで、かつお節にも種類があったり、結婚のお祝いにもかつお節が使われていることなんて知らなかったので、今回の説明は驚くことがたくさんありました。その中でも難しかったのはクイズです。みそ汁のクイズ(だしが入っているみそ汁とだしが入っていないみそ汁の飲み比べ)では、味が全然違ったのですぐ分かったけど、だしのクイズ(4種類のだしの飲み比べ)は、みんな味が似ていたので、難しかったです。でも、だしにもいろんな種類があるんだなあと感心しました。
- この体験では、ふだんできないかつお節けずりや、だしの官能クイズなど楽しくかつお節のことを学べました。自分でけずったかつお節はとってもおいしかったです。家に帰って、さっそく頂いたかつお節でおみそ汁を作り、それもまたとてもおいしかったです。
- かつお節は発酵させると味や香りがまろやかになることが分かりました。たしかに食べ比べてみると、よくわかりました。僕は発酵してある方が気に入りました。
- 今までかつおぶしを作るのに、ほとんど機械でやっているのかなあと思っていたけど、お話を聞いて、ほとんどが人間の手で作っているというのを教えてもらい、おどろき、そしてとても感心しました。また、かつおぶしのけずりたてがこんなにおいしいとは知らず、感動してしまいました。